Babywearing Asahikawa

赤ちゃんをぎゅっ!

腱鞘炎と抱っこ

約 3 分

産後のママがなりやすい腱鞘炎。

実は、腱鞘炎産後ホルモンバランスの変化も影響しています。 産後は女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少します。 エストロゲンには炎症を抑える作用があるので、産後のママは腱鞘炎を起こしやすい状態といえます。

おむつ替えや授乳、移動の時など、新生児期は頻繁に赤ちゃんを抱き上げます。さらに、赤ちゃんが泣いた時や寝かしつけなど、赤ちゃんを素手で抱っこをする機会は沢山あります。素手の抱っこのコツも色々ありますが、産後間もないママが新生児期の赤ちゃんを長時間素手抱っこをするのは、負担が大きいです。できるだけ横になって休めるのが一番ですが、なかなかそうもいかない場合もあります。そんな時は、抱っこ紐を使って少し負担を減らすのもひとつの方法です。

ただし、新生児期は赤ちゃんの身体がまだ未熟なので、どんな抱っこ紐でも良いとは言えません。

  • 大人としっかり密着して、背中が丸まりすぎない「し」の字のゆるやかなカーブを保てる(呼吸のしやすさ)
  • 赤ちゃんのおでこにキスができるくらいの高い位置で抱っこができる(大人の負担軽減)
  • 頭がぐらぐらしないように、背中と首をしっかりサポートできる(首座り前に必要な首のサポート)
  • 赤ちゃんの頭や顔が隠れずに様子が確認できる(呼吸のしやすさ・アイコンタクト)
  • 赤ちゃんにサイズが合っていて、お尻から膝裏までを支えて膝の位置が高いM字ポジションがキープできる(発育性股関節形成不全予防)
  • 大人も快適と思える抱き心地

「新生児から使える」と説明書に書いてある抱っこ紐でも、どの親子が使っても上の条件を満たせるとは限りません。赤ちゃんの安全、健やかな育ち、そして抱っこをする大人の健康にも抱っこ紐の選び方や使い方が関わります。

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